ようやく、調理開始である。
最初は、ピザ窯の水分を飛ばすための、initial fireの儀式。家の木を切って乾燥させたものと、購入した薪の一部を使った。写真。
まずは調理用の、ピザの道具も揃えた。写真。これは楽天で購入。
道具は、ピザストーン、ピザピール、ピザカッター、ピザサーバーの4つであるが、ピザカッターとピザサーバーの2つはよく知られていると思うので、ピザストーンとピザピールの説明をする。ピザストーンは、焼く時にこの上に置いて焼くもの。食材から出る水分や油分をよく吸収し、パリッと仕上げる。ピザピールは、炎の中にピザを入れたり、中から出したりする際に使う。
次は、薪について。
普通、バーベキューで使うのは炭であるが、炭というのは900℃以上にもなるので、ピザには少し温度が高過ぎるとのことで、薪を使う。薪だと、400℃くらいになるとのこと。これでも天ぷらなどが200℃くらいであることを考えると、とても高い温度であることがわかる。
また、キャンプファイヤーとは違い、その煙は直接食べ物に影響が出るので、木であれば何でもいいわけではなく、防腐剤やその他の添加物の入っているような工作用の木はいくら乾燥していてよく燃えても使えない。また、針葉樹のようなタールが出るものも駄目で、自然な広葉樹のものがいいらしい。今回は、ブナの薪を購入した。写真。
そして、実際の調理には、強力粉と薄力粉、さらにはチーズを用意した。上に乗せるものはまずは何でもよくその時に家にあるものを適当に乗せる方針だったので特に考えてなかったが、たまたま庭の畑で採れた玉ねぎがあったので乗せてみた。あとは、シーチキンとトマト。写真。
そして、焼き上げたが、生地が水分量を間違えたのか、少し生焼け状態のように思えた。しかし、味はかなり美味しかった!最後の写真が完成品。あとは、生地をもう一度試行錯誤し、具材も工夫出来たらと思う。
あと、せっかく作ったピザ窯なので、是非、みんなに食べてもらいたい。