建国記念の日について

今日は建国記念の日である。建国記念日としないのは、日本人らしいなとつくづく思う。"の日"、となっているのは、初代天皇である神武天皇が即位した日としているのが2月11日なのだが、それが定かではないという理由から、建国した日ではなく、正式には建国をお祝いする日としたことで、この名称になったとのこと。きっと、他の国であれば、その伝承のまま、建国した日は2月11日だと貫き通すだろうと思うが、日本人にはそういうことが出来ないのだろう。

ただ、この祝日も一度はGHQによって廃止されたが、後に日本人が復活させたという歴史のある祭日である。だから、大切な祭日であるとも言える。

このブログ内のいくつかの記事からも私の日本称賛ぶりは分かって頂けるとは思う。繰り返しになるが、私が日本を大切に思うのは、日本が自分の母国であるということももちろんだが、日本は非常に特殊な国で、文化的、歴史的、気候的、芸術、自然科学的にも、本当に唯一無二の存在と言わざるを得ないのが日本なのだ。

暮らしを見れば、食べ物は美味しいし、水はたくさんあって、寒すぎず、暑すぎず、暮らしやすい。世界からみれば、世界的に有名な企業も数多くあるし、世界的にも評価の高い伝統工芸品も多いし、歴史は世界で最も古い国とも言えるかもしれないし、さらに、四季があって、独特な文化があって、本当に不思議な魅力的な国である。

この日に自分なりの日本について考えてみるのはどうだろうか?