リフォームについて

家を購入した後の楽しみの一つはリフォームである。新築で買うと、しばらくはリフォームしないで済むと思うが、中古だと色々とリフォームが必要になる。

もちろん、DIYで出来れば、それはもっと楽しいかもしれないが、失敗も出来ないし、時間や労力の節約もあって、業者に頼むのが一般的かもしれない。

しかし、全て業者任せでも面白くなく、やっぱり色々調べて好きなブランドの製品を選び、色々カスタマイズしてみたりするのは楽しい。

私も築20年の中古の戸建てを買ったので、すぐにリフォームが必要になり、まずは給湯器を交換した。あまり多くの選択肢はなかったが、交換後すぐにガス代が格段に安くなり、元は取れたように思う。

ただ、サラリーマンの給料では、そんなにしょっちゅうリフォームは出来ず、20万円から40万円くらいのものになると、やはり3年か4年に一回出来るか出来ないかなので、それまでの間にゆっくりじっくり考えられる。

よって、暇さえあれば、トイレ変えたいなぁとか、洗面台変えたいなぁとか、お風呂やキッチンなど、色々スマホで、ウィンドウショッピングを繰り返している。そのためか、インスタでも、ヤフーニュースでも、いつでも広告は、TOTOのお風呂とか、トヨタホームとか、がいつも現れる。そして、そのままクリックしてまたウィンドウショッピングを楽しむというサイクルにハマってしまう。最近では、選んでる間に新しい商品が出るという事態にもなってきた。そんなこんなで、なんにもやってないのにも関わらず、だんだんこの辺りの商品に詳しくなってきたので、記事にしてみたいと思い始めた。ただ、実際にやってないので、内容はどうしても薄くなってしまうのはご容赦頂きたい。

まず、リフォームというと、某番組で一級建築士が出てきて、大改造してしまうようなものを想像するかもしれないが、私が言うのは、そんな大掛かりなものではなく、家電以上、躯体未満というか、具体的には、水廻りの洗面台、トイレ、お風呂、キッチンである。

 

まずは、洗面台から。

ここで調べたのは、PanasonicTOTOLIXIL、タカラスタンダードである。調べる前まで、どれも一緒に見えたが、実は色々と違うことが分かった。

そもそも洗面台と一言で言っても、横幅によってかなり色々なバリエーションがある。ウィンドウショッピングをしていると、たくさんの機能を備えた大きい洗面台に憧れてしまうが、経済的理由から100cmとか、120cmとかが限界で、それより小さくすると、よくある洗面台で機能も限られてはくる。では、横幅以外に一体何が違うのか。それはまず、照明。一般的なのは鏡の上に横に蛍光灯みたいのがつくタイプだが、縦についたり、電球がぐるりとつくモデルさんの化粧台のような仕様もある。また、鏡も三面鏡といって後ろに収納があるものが一番多いかと思うが、真ん中だけ鏡で、両サイドは普通の棚にしたり、鏡が前に飛び出してくるものもあったり、これも色々選べる。しかし、洗面台の3大要素といえば、水栓、ボウル、そして収納ではないだろうか。水栓はまず手動か、または自動(センサー付き)か。自動にしておけば、汚れた手でもハンドルに触れなくていいので、楽である。ただ、水量の微妙な調節はやはり手動の方がいいかもしれない。その他にも違いと言えば、ホースのように延ばすことが出来るもの、除菌水が出るもの、などもある。ボウルは形状も然ることながら、素材の差がメーカーごとにある。陶器だったり、人口大理石、ホーローなど、各メーカーの得意分野があり、それぞれに特徴がある。そして、最後は収納。一昔前まで洗面台の収納というのは後ろに排水管があるので、扉式だけだったような気がするが、排水管をかなり後ろに持っていけるようになったことから、スライド式も出てきて、かなり収納出来るようになっている。

このあたりのポイントを踏まえて、どのメーカーのどの製品にするのか考えていくので、選ぶのは楽しい。

まず一番人気は、LIXIL。値段と機能も然ることながら、職人さんに選ばれていることが大きい。それはどういうことかと言えば、洗面台を例えば交換するときに、いきなりそれを自分で購入して、取り付けるという人はなかなかいないので、必ず施工会社を通して買うわけだが、LIXILはこの施工会社からの人気が高い。施工会社としては、お客さんに満足してもらうことが一番なので、それを一番達成しやすいのがLIXILなのかもしれない。

https://www.reform-online.jp/news/manufacturer/10535.php

 

ただ、やはり他のメーカーも負けていないので紹介すると、まずTOTO。やはり得意なのは陶器。丈夫で汚れにくいという特徴のある陶器。見た目もキラキラしていて清潔感がある。

私が個人的に気に入ったのは、タカラスタンダード。このメーカーの得意分野はなんと言ってもホーロー。ホーローの特徴は何より一切染み込まないので、どんな汚れも拭き取れること、そしてマグネットで色々つけられること、さらに熱に強いということであり、水回りには重宝する。

Panasonicは家電メーカーの強みを活かし、オシャレなデザインと照明などに特徴がある。特に高価格帯のLクラスはオシャレの極みである。

ただ、それぞれのメーカーごとに価格帯別に様々なラインナップがあり、高くなればどんどん機能が追加されていくということと、見た目も豪華にはなるが、冷静に考えると不要な機能などもあったりするので、よく自分たちの生活スタイルと合わせて予算も見ながら決めるといい。

洗面台でだいぶ長くなってしまったので、トイレ、お風呂、キッチンはまた別の記事にしてみたい。