開墾について

庭付きの家を購入した最大の理由は家庭菜園を楽しみたいということだった。

庭でバーベキューや以前紹介したピザ窯などももちろん楽しかったし、流しそうめんも楽しんだが、やはり家庭菜園が一番の楽しみだった。しかし、これまでは出張が多く、なかなか最後までしっかり育てられないこともあったり、また仕事、子育てや家事に時間を取られて、時間や精神的な余裕がなかったりと、うまくいかないことも多かった。その中でも、ゴーヤ、じゃがいも、トウモロコシ、トマト、玉ねぎ、ニンニク、サツマイモ、枝豆、人参、大根などなど、色々と育ててきた。

しかし、最近ではすっかり時間の使い方が上手くなってきたことと、これまでの失敗を活かすべく、どうしたらいいのかと考えたりしているうちに、家庭菜園への熱意が再燃し、開墾作業を始めた。

まず、雑草が生え茂っていた畑の雑草を抜き、土おこし。

農業で一番大変な作業は実は雑草との闘いだと思っている。農家が高齢化してくれば、これを広大な農地においてこまめにやることは困難であり、だからモンサント社の除草剤なんかが出回るわけで、とても重労働なので、私の畑のようにとても小さなものでも、なかなかやる気が起きない。

しかし、今回、一念発起し、早速、土おこしをし、150×80と200×80の2つの畑を作ることにした。

これまでは、直に土に植えていたが、それだと隣からの雑草にいつの間にか畑が侵食されたり、また畑との境がわかりにくくなったり、管理が大変なので、しっかりと区切ることにした。

まず、雑草を取って、土おこししたのが、これ。


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この状態で、数日間放置してみて、いよいよ、次の段階へ。

まずは、今回使うものを紹介。


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レンガを100個、防草シート、そして堆肥。

ホームセンターで購入。

 

 


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防草シートを畑とその周りをカバーするように敷いてみた。

そして、区切り用のレンガを仮に置いてみた。畑の整地はザックリとしかしてなかったので、レンガはガタガタ。


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このあと、レンガの内部の防草シートをカットして、レンガの高さを合わせる作業。これが今回の山場。柔らかい土や硬い土を場所によって使い分けたりしながら、防草シートの下に土を出し入れして調整するという地味でいて、レンガを毎回動かさないといけないので重労働でもある。

そして、レンガのレベル合わせをしながら一段目を並べ、だいたい出来たところで二段目も積んで、防草シートをカットしたら、こんな感じ。


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逆光になってしまったため、角度を変えて撮影。あとは、内部に残っている防草シートを土で隠すだけ。

そして、完成!!

あとは、何日か放置して、雨などで土の中の石が浮かんできたら拾って、ある程度のところで堆肥を混ぜて、栽培となる。


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記念すべき第一号野菜は何にしようか、考え中。